ウマ合作お疲れさまでしたの話
どうも。胃腸よわよわオタクです。
またもやすごい合作に参加させてもらっています。自分は一番最初のパートで、映像だけでの参加です。
昨年の双星演舞でもそうですが、なにやら近頃大きな企画の先陣を任される機会が増えているように思います。ありがたい限りです。
このウマ合作で、参加した合作も30本目になります。単作の30数本に迫る勢いです(笑)。
基本的に自分は誘われるとあまり断れずにホイホイ参加してしまうタチで、知らないうちに同時に抱えている合作が3本とか4本とかになってしまうこともままありました。それでも少なからず今まで断ってしまった例もありますが…。その節はすみませんでした。
スクショを用いて解説するのはOKということで、備忘録がてら熱が冷めないうちに制作にあたって考えたことを書いておきます。
自分の担当パートはど初っ端のOPということで、この合作のテーマを示す必要がありました。と言っても流れ自体は音声の時点で組まれていて、自分はそれに従って映像をつけただけなのですが…。
合作ッ!
まずこの合作は「トレセン学園の感謝祭をコンセプトに」「各ウマ娘の個性盛りだくさん・バラエティ色大爆発!」というテーマがありました。
それを踏まえ、初めに僕が理事長のセリフパートを聞いて浮かんだ光景というのが、特大モニター越しに来場者に演説する理事長でした。
なので、少しでも「何かのモニター越しに」「より多くの人に向けた演説」であることが伝わるよう、やや大げさ目にモニターらしい演出を加えています。
そしてモニターっぽい効果をフェードアウトさせて、直接理事長と相対させます。
これによって大衆に向けていた対象を視聴者個人にすり替え、「今から何が始まるんだろう」というワクワク感や、「自分も参加者の一人なんだ」という没入感の演出に挑んでいるのです。
また、ど初っ端の実況パートでは、ウマ娘自体がどういうものかという提示から始めています。なぜかというとここは合作の最初の最初なので、ミリしらの人にもある程度どういうものか伝わるようにしたかったからです。
何かのレース場のような場所で→サブリミナル的に現れる「栄光」の文字→ターフに人が集まっていて→「魂」(ウマソウル)の要素があって→なんか一斉に走ってて→「人」はどうやら美少女っぽいぞ!? …といった感じ。
上下の墨のようなレターボックスや、彩度・コントラスト・輝度低めの色調、多用しているグリッチなどは、むき出しの闘志、現場の緊張感などを表現しています。
要するに…
ウマソウルが宿った美少女を「ウマ娘」といって、
彼女たちはレース場でアスリートのように走る存在で、
みな栄光をかけてバチバチに競り合う
ということを提示したくてこのようにしたのです。
この辺のスモークは…投稿日は冬で寒いだろうし、白い息の一つや二つ出るだろうということで…(雑)
ここで目元を映さずに、Don't stop!…の直前になって映している理由も、ワクワク感を演出したかったからです。ミリしらの人なら「あれは誰だ? どういう立ち位置の人物だ?」と想像を掻き立て、知っている人なら「おっ、ウマの顔ともいえる三人じゃん!」となるかなと。
ゲートイン→出走。
ここからはウマ娘のメディアのおさらいで、なるべくウマ娘関連のコンテンツを拾うことに努めています。
「ウマ娘にはこういうコンテンツがあって、この後のパートでもこんなのが出てくるから覚悟しておけ」という導入です。
まずはコミック。
シンデレラグレイ、ウララがんばる、スタゲの三作からかいつまんでいつものように風揺れなどで動かしています。シーンのチョイスは独断で、それなりにレースらしいシーンを中心にピックアップしています。
次にアニメ。わかりづらいのですが一期二期両方入ってます。うまよんも入れたかったのですが入れる余地がありませんでした。
記憶ではアニメのティザーPVなども入れていたような気がするのですが、よく覚えていません…。
これはグラスでゾーン的な何かを作りたくてやったけど、ついぞ日の目を見なかったやつになります。よ~~~~~~~~く見るとスペの後ろにフェードインしているのですが9割見えません。潔く諦めました。
アニメ版スペ→ゲーム版スペ(素材はCM)へシーンチェンジして、上のアップのシーンで目元を合わせてさらにバトンタッチという構成です。
この後のしゅぎょう2パートでは舞台がトレセン学園中心になるということだったので、どうにか学園につなごうとあれこれ繋いでいます。
ちなみに使ったソフトはもちろんAviUtlです。いつものです。
タイムラインがだいぶ訳の分からないことになっています。
構想段階から考えることが多かったこともあって、制作期間も尺のわりにはかなり長かったですね。
元々は有馬記念中心に構成を考えていたのですが、一度考え直して今のようになっています。期間に余裕を持たせてもらい、十分にクオリティもアップできたと感じておりとても助かりました。
ざっくり今回のテーマを要約すると、没入感を高めに高めて止まるな!!!!!行け!!!!!差せーーーーーーッ!!!!!というたいへん興奮できるような導入を目指して作ったのが今回の自分のパートでした。
今回の合作はキャラ重視の選曲とセトリが特に光っているので、ぜひ全体を通して、何回も視聴してみてほしいと思います。
今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。
またどこかで。