雑記山

EastMtさんの編集後記やら趣味やらなんやら

奥日光とか足尾とか湯沢とか行った話 2日目

 

 こんちは。

 

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 これの続きです。前回は異常に冷たい布団に入団したところで終わりました。二日目は新潟に出ます。  

 ちなみに相変わらず道中の画像が希薄なので、文章から頑張って想像してください。

 

 

 一番乗り目指してウッキウキで書いていたのに、途中で先を越されてしまいました。ブログの名前りりりりじゃなくなったんですね。

 

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 って書いた一時間くらい後にまた先を越されました。俺の先を行くな。

 

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☆2日目☆

 

 起きたのは6時とか7時くらいでしょうか。入った直後がクソ冷たかったとはいえ、カサカサと動きまくっていればじきにマシになりまして、なんだかんだで爆睡でした。

 前日までは朝風呂に行く気満々だったのですが、結局時間が微妙で行かず。いろいろと準備をしていたら微妙な時間になってしまい、いそいそと今回お世話になった宿を後にします。

 朝の硫黄臭い濁り湯というのもきっとオツなものだったでしょう。めんどくさがらず行けばよかった。

 

 自分が起きたときにはオタクの一人が朝風呂を済ませていましたが、結局朝風呂に行っていたのは彼一人。あとの面々は寝起きが悪くずっと布団でモニョモニョしていました。芋虫みたいに。

 自分らが歯を磨いたり髪をいじったりしている間、朝風呂行ったオタクともう一人のオタクが、朝のクソ寒い湯元温泉を散策しに行っていました。この辺はそのうち記事が出るはずなので待つが吉。

 

 …僕ですか? 確か部屋に置いてあったお菓子の処理してましたよ。

 

 

 9時くらいに宿を後にしてからまず訪れたのは戦場ヶ原。すぐそばの三本松駐車場に車を停め、歩きで1分くらいあれば画像のところに行けます。

 時間が潤沢にあるわけでもなく、戦場ヶ原を少し覗いた程度でサクッと戻ります。

 

 この戦場ヶ原は湯元温泉と中禅寺温泉の間にあり、実はこの時点で戦場ヶ原近辺を四回通行しています。二日で。なぜ?

 

 

 三本松駐車場に隣接している三本松茶屋で、十時からだった食事処に開店凸。僕は確か焼きチーズカレーみたいなのを頼みました。調べたら栃木のトマト焼きカレーってやつだった。

 

 旅行支援で各々3000円分のクーポンをもらったという話を前回さらっとしたと思います。ここで「どうせなら全員分合算して精算したほうがクーポン無駄にならなくてよくね?」という話になりまして、クーポンが共有財産になりました。

 この朝飯も共有財産で購入したので実質タダです。ウメー。

 

 

 だらだらと飯を食っていたらあっという間に11時。

 三本松茶屋を出ると今度は中禅寺湖あたりをぶらぶらし、みやま堂という和菓子屋で最中やまんじゅうを買って食ってみたり、湖を望んで黄昏ていたりしましたが、写真を撮り忘れました。

 

 今こそアナタのイメージ力が試される時です。

 

 当時の中禅寺湖は紅葉シーズン真っ盛りで、駐車場待ちと思しき車たちが右折待ちのために長蛇の列をなしていました。我々ははずれにあった駐車場にスルッと停めることができたので、おもっきし割り込みしてる車を見ては「オイオイオイ!笑」と高みの見物を決め込んでいました。

 昼頃になると宇都宮やとちぎといった県内ナンバー一色だったのが、露骨につくばや袖ヶ浦など県外ナンバーが湧き始めことさらに混雑してきたので、とっとと中禅寺湖を出ることにしました。

 

 

 さて、中禅寺湖を出て東武日光方面に向かいたい我々が必ず通らなければならない道とはなんでしょうか。さあお考え下さい。

 

 

 

 

 A.

 

 

 

 

 うん。四回目ですね。なんでこうなったんでしょうか。

 追い越し禁止のいろは坂で右から無理やりぶち抜いていったエスロクを呪いながらゆっくりと下り、向かうは日光だいや川公園。

 なぜ急に公園に来たかというと、目的は鉄道です。

 

 

 嘘です。

 今回は鉄道は全く関係なく、単に暴れまわるために公園を経由地に設定しています。かねてからオタク間ではバドミントンとかキャッチボールとかで暴れてみたいね、といった話が出ていました。そういうことです。

 線路が至近距離にあるデカい公園ではありますが、それらには目もくれず2時間くらい遊びまわるいい年した男たちの図が以下です。

 

 

 左二名が審判、右の二名が選手です。

 バドミントンは僕が普段乗っている車のトランクにずっと眠っていたやつを無理やり引っ張り出してきました。十年以上前からあるやつなのでシャトルとかがボロボロですが、どうにかなりましたね。

 

 キャッチボールもやりました。誰もが野球ボールくらいのサイズのゴムボールをピッチャーよろしくフルスイングでぶん投げるため、その様相はもはや殴り合いでした。

 なぜかキャッチし損なったら全員連帯責任でスクワット十回を課しはじめたせいで、このあと脚が生まれたての小鹿になることを当時の我々が知る由はないでしょう。

 

 

 公園で無事ヘロヘロになった後は、それなりに近くにある今市のイオンで買い出しです。例のクーポンは栃木県内でしか使うことができないので、早いところ使っておく意図もあります。

 どうせ共有財産で買うものだからと、普段は買わないようなイカつい酒を買ってみたり、アホみたいな量のチップスターを放り込んでみたり、焼き鳥とかどら焼きとか抹茶ラテとかをぶち込んでみたりともはややりたい放題です。

 これでもちょっとお土産を買っていけるくらいの共有財産が残りました。一人3000円、むしろ使い切るのが難しい。

 

 

 さて、各々好きなものを好きなように買ったところで、我々は次の目的地である越後湯沢に向かわなければいけません。

 今市から湯沢へはどのようなルートが考えられるでしょうか。

 少なくとも北関東から新潟へ抜けるならば、谷川岳三国峠を越えるのは必定です。バカ正直にすべて高速で行こうと思うと、東北道から岩舟JCT北関東道、高崎JCTで関越道へと回るルートがあるようです。

 

 

 が、できるなら無駄に高速を利用するのは避けたいところ。

 となると国境越え区間だけ高速を利用するというのが、コスパ的に最も合理的なプランといえるでしょう。そのため沼田までは下道で、沼田~湯沢で高速を利用しようという話になりました。

 では下道区間のルートはというと、最も無難でわかりやすいのは国道120号を走破するルートです。

 国道120号。ふむ。

 

 

 

 

 A.

 

 

 

 

 はい。

 これで五回目です。今回の旅、なぜかいろは坂を五回通る羽目になってしまいました。

 

 

 

 そして先程の公園からまた僕が運転することになり、このまま件の三本松茶屋まで走りました。

 なので最終的にいろは坂の登り三回分はすべて自分が運転することになりました。

 

 

 

 さすがに三回も走れば慣れたもんです。今度は同乗者がアイスを食っていたので、懇切丁寧な運転を心がけ最後のいろは坂を走破しました。

 しかし今までの二回と違ったのは、後ろに車が数台くっついてきたことです。

 正直ゆっくり行きたい(というか出したくてもちっともスピードが乗らない)ので早いところ抜いてほしかったのですが、抜くまでもないとか、あるいはちょうどいいペースメーカーだと思っていたのか、みんな後ろをぞろぞろとついてきていました。

 こわかった。

 

 

 三本松茶屋で共有財産を使い果たしてからは特にどうということもなく*1、今回の宿泊地である湯沢ニューオータニへ直行しました。

 この宿も例によって旅行支援で抑えた宿で、総額から二万円くらい引かれました。

 

 

 恐ろしい割引率です。ほぼ半額。

 この宿も一応大浴場があったために選んだところなのですが、諸事情で入ることができませんでした。不思議ですね。

 着いたのは19時半くらいです。いい時間なので、とっとと飯を食ってくつろぐことにしました。

 

 

 

 

 

 やっぱりしませんでした。

 ここでも限界オタクの性が鎌首をもたげ、カス行先の収録に奔走することになりました。

 その行先とは、上越線石打ゆき。

 

 

 正直自分は全く興味がなかったのですが、まあせっかくなので収録に協力してやるかと石打ゆきの収録に参戦したのでした。

 石打駅周辺も、足尾駅同様になんもなく、そのせいで収録難易度が高いようで。一応足尾よりは人気はありますが、ホテルやコンビニの類は少し歩かないとなかったはずです。初めに駅に乗り付けたときは、「本当にここに入って駅があるのか?」と少し不安になりました。

 

 しかし実は我々、ホテルについた段階で夜飯がまだです。なので石打終の前にまずは腹ごしらえのために──

 

 

 

 

 

 長岡に出ます。

 

お前帰れや

 

 夜中の関越道をかっ飛ばしてわざわざ長岡に出てまで来たお店は、「ひな鳥金子 新保店」。

 

 

 これで1000円。

 画像だとわかりづらいのですが、ボリュームがえぐいです。かなりギリギリでした。

 そして肉が骨付きでカリッカリ。メロンパンの皮や揚げ物の衣、クッキーなどなんでもサクサクしていないと気が済まない僕もご満悦の食感です。レモンをぶっかけてさっぱりいただくのも大変けっこう。

 骨付き肉の処理に苦戦してちんたら食っていたせいで、食い切るのも自分が一番遅かったです。お~ん(泣)。

 

 ごちそうさまでした。

 さて、まるで「長岡まで来たのはこの店が目的だ」といわんばかりの語り口でしたが、実際はそうではありません。

 ひとつ情報共有しておきますと、石打終は長岡始発です。

 

 はい。

 

 晩飯を食った後は長岡駅へ向かい、またオタクを一人、21時半くらいの長岡駅に遺棄します。前日に桐生駅に遺棄されたオタクと同一です。彼はまた始発駅から延々と終点まで電車に揺られることになります。

 

 ありがとー! おい押すんじゃねえよ! と厄介鉄道オタクのような文言を、置き去りにする彼に吐き捨てながらも長岡駅を後にし。我々は下道で浦佐駅に向かいます。

 やはり夜半の国道17号は快適です。前に一度同じ時間帯に走った際も同様でしたが、前の車についていくと平気で80kmくらい出てるのがちょっと恐ろしいですね。下道ですよここ。

 ランダム再生にしてたらBAND-MAIDの曲がぜんぜん来なくてブチぎれたりとか、浦佐駅手前になって同行者のトイレが至近距離に迫っていたりとかいろいろありながらも、無事に浦佐駅に到着。

 着いたのがいつだか忘れましたが、確か23時とかだったと思います。ここでまたオタクを遺棄。途中駅の接近放送がお目当てです。

 

 次は上越国際スキー場前駅に向かい、またオタクを遺棄します。この時間の上越国際スキー場前駅(長いので以下ジー前駅)はすでに終電が終わっており、待っていてもなにも来やしません。

 もちろん石打ゆきはまだここを通っていませんが、どのみち通過します。ジー前に遺棄されたオタクはそれを撮影するために、石打以上に何もないジー前に放り出されたのです。

 

 

 その間に僕は石打駅で例の石打終を待ち構えます。

 もう一人同行者がいますが、昼間の異常行動で腰をいわしてしまったようで、車内で待機となりました。

 

思ってたより向こうに止まってカスみたいな構図になっちゃった

 日付も変わろうかという頃に、石打駅に列車が到着。

 足尾のときのように電源を落とすかどこかに回送されるまで待とうかと思いましたが、なかなか動かなかったのでとっとと退散します。ジー前に遺棄されたオタクもそのまんまだったし。

 

 

 

 腰をぶっ壊したオタクの運転でジー前へ。ホームに上っても遺棄したオタクが見えず少し焦りましたが、よく目を凝らすと奥の方の暗がりで星を撮っていました。見えねえよ。

 

 

 ジー前から越後湯沢は大した距離もなく、すぐにホテルに到着。このころにはもう午前一時、部屋に着くと畳んである布団に顔面を突っ込んで意識を失うオタクもいたりと死屍累々でした。

 残念ながらこの意味不明な時間になると大浴場も空いておらず、部屋に設えてあったシャワーで妥協。

 

 うっしゃ寝るか! とはならず、生きているオタクで買っておいた食べ物を各々消化。

 なんだったか忘れましたが、なんかスポーツの中継をしていたので見ながら。ラグビーだっけ。どら焼きと抹茶ラテ美味かったです。

 

 雑な酒盛りも済ませ、午前3時くらいになって就寝。今回の布団はしっかり暖かく満点でした。

 次こそは絶対人権旅行するぞ。

 

☆2日目おわり☆

 これ書いてたら一気に二人に先を越され三番手でした。私の前を走るなよ。

 

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 他視点もどうぞ。

 僕はこれを書き終わったので布団に入団します。おやすみなさい。

 

*1:強いて言えば湯元温泉の先も道路の線形が大概やばかった。オエー!