雑記山

EastMtさんの編集後記やら趣味やらなんやら

奥日光とか足尾とか湯沢とか行った話 0~1日目

 

 どうも。

 

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ni4mc.hatenablog.com

 

 これ、実は同行していました。

 同行者が挙ってこの時の様子を記事に起こし始めたので、なんだか自分も書かなければいけない雰囲気が出来上がっていました。

 なので自分も適当に書いてみることにします。

 

 

 

☆0日目☆

 まずはなんで上記のお三方とは異なって0日目スタートなのかについてですが。

 単純に僕が愛知県在住で、スタートが一日早かっただけです。トヨタレンタカーのサービスである「片道GO」を利用して名古屋から五反田へ夜通し移動しました。

 

 なので僕の日程は11/10~11/14ということになります(関東勢は11/11~11/13)。帰りも夜行バスなのでね。

 片道GOでとった車はヤリスクロスでした。アルファードやノアよりは見る回数が少ないので、比較的レアな車種といえるでしょう。

 

 

 ちなみにこれを予約したあとも、どういった車種が出てくるのか観察していたのですが、ランクルプラドやカムリなどSSR級の車がたくさん出てきていました。なにがあったのでしょう。

 

 片道GOはトヨタレンタカーによる、区間限定で安くレンタカーを利用できるサービスです。今回は名駅笹島→五反田で2200円、免責込みで3850円でした。

 おそらくですが、この安さは誰かが乗り捨てた車を安く客に貸し付けて、回送の手間を省いているからでしょう。実にウィンウィンなシステムだといえます。

 料金は一律で24hが2200円、48hで4400円です。車種も区間も指定されていますが、それさえマッチすればとてもお得ですね。時折クラウンやカムリ、ランクル、86(ごくまれにMT)RAV4など値段に見合わないグレードの車が出てくることもあり、安くいい車を乗り回すという使い方もできます。

 

顔は映ってないのでセーフ

 

 この日は午前9時に名駅笹島店にヤリスクロスを取りに行ってから、地元で買い物など用事を済ませ。

 19時くらいになって最寄り駅でおたくを一人拾ってから東京へ向かい始めました。

 最終的には五人で行動することになりますが、この時点では二人です。残りの三人は関東についてから合流します。

 

 出発してから晩飯にさわやかに行こうという話になったのですが、下道でダラダラと行っているとラストオーダーに間に合わないことがわかり、浜松まで仕方なく高速を使う羽目に*1なりました。

 国道一号バイパスは蒲郡らへんまでしかできておらず、豊橋のあたりまで流れの良くない道を延々と進むことになります。静岡県に入れば快適に移動できるのですが…。

 

すみません、私ばっかり…

 このあと合流するおたくが推していた『塩と胡椒だけで食べる』というやり方を完全に失念していて、気づいたらデミグラスソースがかかっていたことだけはちょっと後悔しています。

 美味かったのでよし。次来たら塩コショウで食ってみたいと思います。

 

 このあとは清水のあたりまで運転してから、おたくに運転を代わってもらいました。

 

 気づいたら箱根でした。

 

 結局平塚~八王子でちょっと運転した以外はほとんど同行おたくが運転していました。大変申し訳ございませんでした。

 

 

 異常に寒い八王子の道の駅で仮眠をとってから、五反田でクルマを返却して今回の旅は終了です。お疲れさまでした。

 

 ほとんど下道でここまでやってきましたが、道中主だったトラブルもなく無事に東京までたどり着くことができました。

 静岡県でさわやかを食べることもできましたし、今回の旅は大満足です。東京に来たばかりですが、さっそく家に帰ってゆっくりしようと思います。

 

 それではここまでお付き合いいただきありがとうございました。またどこかで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 な訳ねえだろおぇ~~~~~~~!!!!!!!!!

 

 

 

☆1日目☆

 この時点で確か朝の9時台です。五反田で残りのおたく三人と合流します。

 

 

 ここからお世話になるのは現行型(といってもマイチェン間近ですが)のセレナ e-POWERです。ナンバーからわかる通り、横浜でオタクが手配してくれたものになります。

 合流する前は腹の調子がおかしく、地下鉄のトイレにお世話になっていました。本当にどうでもいい。

 

 五反田まではこのセレナを手配したオタクが運転してきていましたが、ここからは自分が運転することになりました。

 でけえ車の運転にはそれなりに慣れています。今までアルファードや新型ノアHVといった車を運転したことがあったほか、普段乗りの車もミニバンほどではないにせよでっかい車だからです(巷ではでかさが不人気車になった原因だとすら言われていました)

 

 それでもこのセレナは未知の感覚でした。というのも、モードによりますが回生ブレーキがめちゃくちゃ効くのです。

 アクセルオフにした途端に身体が前に持っていかれるレベルの回生ブレーキがかかります。かなり急にフットブレーキを踏んだ時のそれに比肩しています。だから慣れないうちはガックンガックンさせない安定した運転が非常に難しかったのです。

 また、セレナに限った話ではないのですが、日産のe-POWER車は信号待ちのときテールランプがついていないところをしばしば目にします。キックスとか。それもこの回生ブレーキフットブレーキを踏まずに停車していることによるらしいです。これもちょっとカマを掘られそうで怖かったですね。

 

 とはいえ慣れればどうということはありませんし、燃費もまあ悪くはないです。静粛性が高く後席のオタクとの会話も成立しますし、リアハッチはウインドウ部だけの開閉もできたりと、とても使い勝手のいい一台です。

 

 都内特有の意味不明な道路構造や、わがままなカーナビに翻弄されブチギレながら、首都高の霞が関ICから高速に乗り、東北道経由で栃木を目指します。

 

 

 

 東北道に入ってからの会話。

俺『ぼちぼちいい時間だけど、蓮田と羽生と佐野のどこ入る?』

『蓮田は鶏白湯そばが美味いらしい』

俺『蓮田行くかぁ!』

『でも蓮田ってめっちゃ混んでそうじゃない?』

俺『蓮田やめるか…』

『羽生はずんだシェイクとかめっちゃエビフライ乗ってる丼とか食えるらしい』

俺『羽生行くかぁ!!』

『佐野だとラーメンとかソースカツ丼とかがめっちゃうまいらしい』

俺『佐野行くかぁ!!!』

 

 

 

 正午過ぎ。

 てことで佐野サービスエリアに来ました。ソースカツ丼が気になりすぎて運転に集中できなかったのと、蓮田と羽生だと着く時間が早すぎて微妙だったというのもあります。

 正面のオタクの𝙋𝙊𝙒𝙀𝙍𝙁𝙐𝙇なグッドサインとブレブレのピースが印象的な一枚ですね。

 

 カツ丼は噂に違わぬ美味さでした。千円ジャストと若干割高感があったものの、衣がしっかりとザクザクしていてボリュームもそこそこ。個人的には大変満足な昼飯でした。

 ちなみに、正面のオタクが食っていた佐野ラーメンに入っていたメンマがやたら太かったのが印象的だったので、土産店でそれらしきメンマの産地を見たら山形の天童でした。おい[音楽]。

 


 東北道をかっ飛ばし、日光宇都宮道路を経て、まずは一回目いろは坂(登り)を突破。まずは一回目です。特に意味はありませんが、これが一回目です。

 中禅寺温泉を越えてさらに車を走らせ、時刻は15時。『日光グランドホテル ほのかな宿 樹林』に到着しました。宿の周りに差し掛かった段階ですでに硫黄の臭いがプンプンしており、「我々は今旅をしているんだな」という感覚を煽ります。

 この宿の位置する湯元温泉というのは、非常に山奥にあり、東武日光駅からでもバスで一時間半くらいかかるようです。詳しくはほかのオタクのエントリを参照してください。あるいはググってください。

 

 この宿は全国旅行支援を利用して抑えたため、料金が総額からおよそ2万円引きとなりました。

 

 

 一度はこんな感じの画面になって予約しそこなったかと*2思いましたが、ギリギリ確保できたため通話でオタクと盛り上がっていました。

 これで店で使える3000円分のクーポンもついてくるのだからお得で仕方がない。とても助かりました。

 

 さて、15時台と早めに宿に着いたのだから、これからは宿でゆっくり過ごすとしましょうか。

 

 

 

 

 とはならないのが我々オタクの衆です。

 これだけ早く乗り込んだのはチェックインの為です。この後の予定を済ませると余裕で日付を超えるため、真っ先に宿に来る必要があったんですね。

 

 本来の我々の目的は、わたらせ渓谷鉄道の足尾終の収録です。これのために我々五人が集まり、このような旅行をするに相成ったのですが。

 足尾終はその名の通り終電なので、夜遅くに走ります。具体的には21時くらいと、23時くらい。そう、足尾終は間藤方面からと桐生方面からの二本あるのです。

 そのうえでこの時間に足尾に放り出されても周りは闇です。何もありません。おそらく一人で歩いていたら狂ってしまいます。だからこそこれだけの人数を集めて車を走らせる必要があったのです。

 

 

 準備を終えたらすぐにとんぼ返りし、桐生方面へ向かいます。桐生へは一度登ってきたいろは坂を下らなければいけません。

 はい。二回目です。

 

 

 途中足尾、通洞、神戸の駅に寄り道。宿から神戸まではオタク*3運転でしたが、ここからはまた僕が運転することになりました。

 だらだらと写真を撮影していたら18時です。ここで丸美屋という自販機コーナーに立ち寄ります。

 

 

 この時間帯になると外気温がめちゃくちゃ低く、かなり寒いです。

 五百円玉が使えない自販機へ来たというのに、たまたま小銭が五百円しかなく泣いていたら、オタクがおごってくれました。本当にありがとう。

 

 そうして買ってみたうどんには、どうやら当たりらしいエビフライが入っておりにっこり。寒すぎて凍えていた僕を温めてくれるアツアツのうどんでにんまり。

 エビフライのほかには青唐辛子が入っていたのですが、何も警戒しないで食ったらメチャクチャ辛かったです。ヒイヒイ言いながら全部食いました。美味かった。

 

 桐生についてからオタク一押しの群馬だけに展開しているコンビニチェーン「さくらみくら」に立ち寄ってから、19時ごろに桐生駅でオタクを一人放出。彼は桐生から足尾まで一時間半くらい延々と気動車に揺られることになります。

 その間に残った我々四名は足尾駅に先回りしておきます。21時くらいになって間藤駅に着くと、再びオタクを二名放出。残りの自分含めた二人は足尾で待ちです。

 

 

 夜の足尾はこの通り。駅前ですらこの暗さです、周囲も当然漆黒の闇。しかもあまりの寒さなので、間藤で放出したオタク一人に自分の防寒具を貸し出しました。僕らは車でぬくぬくしながら入線まで待っていればいいのでね。

 桐生発のオタクが到着するまでは二時間半あります。ずっとオタクとくっちゃべりながら待ちます。

 

 

 21時半ごろ、となりの間藤を出た足尾止まりの列車が到着。

 しばらくすると引き込み線に入ってエンジンが切られましたが、ぼーっとしていた自分は撮り逃しました。何してんだお前。

 すぐ戻るだろうと思って上に何も着ないでいましたが、だらだらと撮影していたせいで凍えてしまい、急いで車に戻りました。

 

 

 間藤駅であったまるために買ったけど飲まないからとありがたく頂戴したコーヒーをだらだら飲みながら、車内で待ちます。ここから桐生で放出したオタクが戻ってくるのは一時間後です。ひえー。

 

 

 ピース!✌

 

 

 22時40分ごろ、入線を待っていた我々のもとに、桐生発足尾止まりの列車が入ってきました。

 今度はエンジンを落とす瞬間をしっかりとカメラに収めました。構図はガバガバですが。

 

 

 寒いし疲れたしなのでとっとと宿に戻ります。が、宿へは足尾駅から一時間かかります。運転を担当する自分はこの時間から再びいろは坂を走破し、一時間も車を走らせることに内心で恐れおののいていました。

 

 

 40km! うわあああああん!!!!!

 まあ深夜に意味不明な山道をアルファードで走ったこともあるので、今更屁でもありませんが。

 

 ということで、ふたたび自分の運転でいろは坂(登り)を攻めます。通算三回目です。道中のコンビニで同行者が確保した食べ物を食っていたので、なるべく丁寧に左車線をのろのろ走っていたのですが。

 やはり深夜は走り屋が多いですね。背後から迫りくる、明らかに走りそうな黄色フォグの車には恐怖が止まりません。が、カーブでハザードを焚きながら丁寧に抜いていってくれました。たぶんインプだったと思いますが、マナーがよくてめっちゃ感動しました(?)。

 ちなみにさすがにでけえミニバンに成人前後の男五人と各々の荷物満載だと、上り坂ではアクセルを踏みまくってもあんまり登ってくれません。いろは坂ほどの急坂であれば40~50km出ればいい方じゃないでしょうか。

 

 まあそんなこんなで奥日光を走り、0時くらいに宿に到着。湯元温泉に近づけば近づくほど気温が下がっていき、宿の周辺は氷点下でした。11月頭ぞ? 吐息の白さが尋常じゃなかったです。

 紅葉シーズンということで駐車場が満車に近かったですが、どうにか空きスペースを(オタクが)見つけて駐車し、いそいそと部屋に引き上げます。

 

 

 ところで、宿を選ぶ際に譲れなかったポイントが一つあります。

 

 大浴場です。

 

 このような意味不明な行程ですから、計画段階から疲労がたまることは容易に想像がつきます。そんな状況でシャワーだけのビジホなんかに泊まれるか?

 いいや、否でしょう。どうせ日光のそばに来るなら温泉でゆっくりするのが本望なはずです。

 だからこそ選んだこの宿、当たりでした。大浴場に入った瞬間から漂う硫黄の香り、白濁色のお湯。これぞ温泉だという光景が広がっていました。露天風呂ももちろん完備しており、くつろぐにはこの上ない環境です。

 今度は夜ご飯も込みでゆっくりしに来てみたいですね。

 

 部屋に戻ってからはオタクたちとお菓子を食いながら酒盛り。僕は猛烈にアルコールに弱いので普通にお茶を飲んでいましたが。ソフトドリンク最高~。

 やはり多人数での旅行は、宿でのこうしたくつろぎタイムが大きな醍醐味のひとつでしょう。これがやめられないんです。

 今回の旅行は終電の収録が目的なため、宿でだらける時間がどうしても短くなってしまいました。次行くときは宿でだらだらしようや。

 

☆1日目おわり☆

 ということで、一日目はここで終了です。二日目以降の記事もちんたら書いていきますので、首をアホほど長くしてお待ちくだされば幸いです。

 それではお布団に入ってお別れといたしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 冷たッ!!!!!

 …氷点下の外気のおかげでガチガチに冷やされた布団からのご挨拶となり恐縮です。またお会いしましょう。

 

*1:当初はすべて下道で行く予定でした。当たり前だよなあ?

*2:当時はすでに栃木の旅行支援が切れかけで、これを逃したら費用が爆増しかねない重要な局面でした

*3:愛知から同行してる方